「回遊魚」摘発、違法売春の疑い―マカオ

マカオ政府治安警察局は8月9日、同日午後9時から10時にかけて、マカオ半島中心部にある某ホテルで違法売春に対する摘発を行い、売春の疑いで中国本土出身の女性18名、管理役と疑われる男性1名の計19名の身柄を拘束した。その営業スタイルから「回遊魚」と呼ばれる女性たちと思われる。

8月13日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。18名の女性はいずれも肌の露出の高いセクシーな衣装を着用し、ホテル内の通路を歩きながら通りがかる男性に声掛けをしていたという。その後の調べによると、女性たちの年齢はおよそ20から30歳で、中国本土の河南省、湖北省、湖南省、江蘇省、山東省などの出身。一回あたり約1,500香港ドル(日本円換算:約19,784円)で売春行為を行っていた。警察では組織的犯行の疑いもあるとみて背後関係などを捜査するとしている。

治安警察局(写真はイメージ)—本紙撮影

治安警察局(写真はイメージ)—本紙撮影

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