ホテル客室稼働率86%、宿泊客数4%増の86.3万人=マカオ14年10月

マカオ政府統計調査局は11月27日、今年(2014年)10月のホテル客室稼働率統計を発表した。

今年10月末時点で営業中のホテルは98軒あり、提供客室数は前年同期から0.4%増の約2.8万室。このうち、五つ星ホテル数が27軒、その提供客室数は全体の66%を占める約1.8室となっている。

10月のホテル宿泊客数は4%増の86.3万人(のべ、以下同)。宿泊者の出身地別内訳では、中国本土が13%増の55.7万人、香港が21.8%減の9.8万人、台湾が6.4%減の2.8万人、韓国が12.3%増の1.7万人、日本が11.3%減の1.2万人。平均宿泊日数は前年同期から変わらずの1.4泊。

平均客室稼働率は3ポイント上昇の86%。等級別では、五つ星と四つ星がそれぞれ87%、三つ星が84%、二つ星が74%、ペンサオン(格安宿)が64.2%だった。

10月は中国の建国記念日にあたる国慶節の長期休暇シーズンだったことから、中国本土旅客の宿泊ニーズが高まったものとみられる。

今年1-10月の累計ホテル宿泊客数は前年同期比1%増の892.9万人、平均客室稼働率は4ポイント上昇の86%。

また、今年1-10月の宿泊を伴う旅客に占めるホテル宿泊率は前年同期比1ポイント減の69%だった。

約3000室の客室を持つカジノ付き大型IR(統合型)リゾート施設、ヴェネチアンマカオ(イメージ)=マカオ・コタイ地区—本紙撮影

約3000室の客室を持つカジノ付き大型IR(統合型)リゾート施設、ヴェネチアンマカオ(イメージ)=マカオ・コタイ地区—本紙撮影

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