習近平国家主席、12月19・20日マカオ初訪問決まる=返還15周年記念式典出席へ

マカオ政府報道官事務所は12月14日、習近平国家主席が12月19、20日にマカオを訪れ、返還15周年記念式典、第4代マカオ行政長官就任式に出席することが決まったと発表した。

習近平氏の国家主席就任後のマカオ訪問は今回が初めてで、香港よりも先の訪問実現となる。中国中央トップのマカオ訪問は、2009年の返還10周年記念式典に出席した胡錦濤国家主席(当時)以来、ちょうど5年ぶりとなる。

習近平国家主席といえば、2013年3月の政権発足以来、汚職に対する取り締まりや贅沢禁止など綱紀の引き締め政策を積極的に推し進めてきたことで知られる。習国家主席のマカオ訪問時期にあえてマカオを訪れようとする中国本土の富裕層は少ないとみられることから、12月のカジノの売上減につながる可能性も指摘されている。

習近平中国国家主席(右)と握手する崔世安マカオ行政長官(左)=2014年9月23日、北京(写真:新聞局)

習近平中国国家主席(右)と握手する崔世安マカオ行政長官(左)=2014年9月23日、北京(写真:新聞局)

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