台湾・復興航空傘下のLCC「Vエア」台北・マカオ線新規就航へ=4月中旬予定

台湾の復興(トランスアジア)航空傘下のLCC(格安航空会社)「Vエア(威航)」が台北(桃園国際空港)とマカオを結ぶ直行便の新規就航計画を進めていることが明らかになった。

マカオの政府系放送局TDMが3月12日午後のラジオニュースで報じた。就航時期は今年(2015年)4月中旬を予定しているという。

Vエアは2013年に設立された新興航空会社で、台北の桃園国際空港を本拠地としている。2014年12月にタイ・バンコク(ドンムアン)線、2015年1月にタイ・チェンマイ線を就航したばかりで、今後も日本や韓国への乗り入れも計画しているという。

台湾とマカオを結ぶ直行便を運航する会社は、今回のVエアを含めて5社となる。このうち、LCCは2社。

マカオ政府旅遊局のマリア・エレナ・セナ・フェルナンデス局長はTDMラジオの取材に対し「台湾とマカオの間でオープンスカイ協定が締結された後、LCCが相次いで就航しており、選択肢が増えることは旅行者の利益につながる」とコメントしている。

タイワンツキノワグマをロゴマークに採用しているVエア(写真:Vエアウェブサイトより)

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