マカオ航空、韓国ソウル行き航空券の出発日及び目的地変更受付開始=運休・減便も示唆、MERS感染拡大受け

マカオに本拠地を置くマカオ航空は6月9日、マカオから韓国ソウル行きの航空券購入者に対する出発日及び目的地変更手続きの受付を始めたという。対象となるのは6月9日までに購入した7月31日以前の出発便で、手続きに伴う手数料は無料。

韓国におけるMERS(中東呼吸器症候群)の感染拡大を受け、マカオ政府衛生局と観光危機管理室は6月8日から9日にかけて相次いで警戒レベル引き上げと渡航アラートの発出を行い、不要不急の韓国渡航を見合わせるよう呼びかけている。

マカオの政府系放送局TDMが同日夜のラジオニュースで報じた。なお、出発日・目的地の変更は6月9日から3ヶ月先までで、目的地を変更する場合は差額の支払いが必要となるとのこと。マカオ航空では、マカオと韓国ソウルを結ぶ路線(1日2往復)について、今後の状況によっては運休・減便など、運航の調整を行う可能性もあるとしている。

マカオと韓国を結ぶ直行便では、マカオ航空のソウル線のほか、ジンエアーのソウル及びチェジュ線、エアプサンのプサン線がある。

マカオ航空機(資料)=マカオ国際空港(写真:MGTO)

マカオ航空機(資料)=マカオ国際空港(写真:MGTO)

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