マカオの路線バスに無料公衆無線LANサービス導入

マカオ最大手の通信キャリア澳門電訊(CTM)、交通系ICカードの澳門通(マカオパス)、バス車内デジタルサイネージの澳動傳科公司(MOME)の3社は10月29日、路線バス車内に無料公衆無線LAN(Wi-Fiスポット)を導入することを発表した。

マカオの政府系放送局TDMが同日夕方のラジオニュースで報じた内容によると、マカオに3社ある路線バス事業者のうち、新福利(トランスマック)の330台のバスから先行してサービスを開始し、将来的に残る2社にも拡大していく考えという。なお、利用は無料だが、1回につき30分間という時間制限が設けられるとのこと。

マカオの交通機関では、カジノIR(統合型リゾート)が独自に運行するフェリーターミナルや出入境ゲートと施設の間を結ぶ無料シャトルバス車内でも無料公衆無線LANサービスが相次ぎ導入されている。

黄色と紺色のツートンカラーが目印となる新福利の路線バス(資料)=セナド広場前にて

黄色と紺色のツートンカラーが目印となる新福利の路線バス(資料)=セナド広場前にて

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