X’mas休暇期の海路出入境52万人も行列短く

クリスマス大型連休期間中の海路による出入境者数について、マカオ特別行政区成立記念日の20日から25日21時までの間でのべ約52万人以上となったことがわかった。

ターミナル別の内訳はマカオフェリーターミナル(外港)34万人、タイパフェリーターミナル(北安)16万4千人、内港が1万8千人(いずれも概数、港務局及び治安警察局調べ)。最も旅客数が多かったのは23日で、9万1千人が海上ルートで往来し、フェリー運航本数も平日と比較して1割増だった。

しかし、休暇期間中は出入境管理人員の増強などの措置を取ったため、イミグレーション審査の行列待ち時間は香港居民(香港ID保有者)、訪澳旅客(パスポート)ともにピーク時間帯で平均15~20分、通常時で同5~10分程度とたいへん短いものになった。

香港では26日も休日だが、混雑を避けて前日のうちに帰宅しようとする動きも多くみられたという。26日付地元有力紙「澳門日報」などが伝えた。

マカオ外港フェリーターミナル(資料)―本紙撮影

マカオ外港フェリーターミナル(資料)―本紙撮影

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