マカオタワーを階段で駆け上がる春節恒例イベント開催=1913人が参加

マカオの春節3連休の最終日にあたる2月10日、「マカオタワーチャリティーウォーク2016」が開催された。同イベントは2009年にスタートして以来、毎年春節シーズンに開催されており、今年で8回目とのこと。

地上から61階、高さ233メートルの位置にある展望台まで1298段の階段を駆け上る「フルウォーク」、38階からスタートする「ハーフウォーク」の2種目を午前、午後にそれぞれ開催し、合計1913人が参加した。

233メートルの位置にある61階展望台を目指す参加者ら=2月10日—本紙撮影

233メートルの位置にある61階展望台を目指す参加者ら=2月10日—本紙撮影

通常、マカオタワーの展望台の入場料は135パタカ(日本円換算:約1900円)かかるが、チャリティーウォークに参加することで無料となる。また、レースの要素もあり、上位でゴールした参加者には賞品も用意されていることから、市民や観光客らにとって人気のイベントのひとつとなっている。

ちなみに、エレベーターを使えばおよそ60秒で展望台に到達するが、今回のフルウォークで最速ゴールを果たした陳正朗さん(青少年の部優勝)の記録は8分51秒49だった。

会場では新春グッズのチャリティ販売などによる募金活動が行われれ、マカオ赤十字会に寄付されるという。

フルウォーク男子の部、女子の部、青少年の部の上位入賞者=2月10日—本紙撮影

フルウォーク男子の部、女子の部、青少年の部の上位入賞者=2月10日—本紙撮影

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