経済自由度指数で世界第26位

マカオ政府金融管理局は10日、米国ヘリテージ財団が同日発表した2013年度「世界経済自由度指数」において、マカオが調査対象となった世界177の国と地域の中で第26位(昨年は19位)だったことを発表。獲得ポイントは71.7で、昨年比-0.1とほぼ変わらず。

経済自由度指数の評価項目は10あり、マカオは財政支出、投資自由度、貨幣自由度、金融自由度で高評価を得た。柔軟で開放的な対外貿易と投資施策がマカオのダイナミックな経済成長の基礎になっているとしている。

アジア太平洋地区では41の国と地域が調査対象で、マカオは香港、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、台湾、日本に次ぐ7位。マカオの得たポイントは世界、同地域内においても平均を大きく上回り、「比較的自由」な地区との評価を得た。なお、香港は全世界でトップ。

ヘリテージ財団 (英:Heritage Foundation、中:傳統基金會) は1973年の設立、米国ワシントンD.C.に本部を置く保守系で知られる老舗シンクタンク。

【参考URL】
「世界経済自由度指数」(ヘリテージ財団)

2013年「経済自由度指数」のマカオに関するレポート (c) The Heritage Foundation

2013年「経済自由度指数」のマカオに関するレポート (c) The Heritage Foundation

関連記事

最近の記事

  1.  マレーシアのMJets Air(Mジェットエア)が4月28日、同国のクアラルンプール国際空港とマ…
  2.  マカオは人口約68万人、面積約32平方キロという小さな街だが、世界遺産やカジノを核とした大型IR…
  3.  マカオ政府とカジノ経営コンセッションを結ぶ6陣営の一角で、香港上場のSJMホールディングスは4月…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)は4月29日、国際旅客誘致策の一環として昨年(2024年)実施した香…
  5.  マカオにとって最大の旅客ソースとなる中国本土で5月1日から5日までが5連休(「五・一」労働節ゴー…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」の新線「横琴線(…
  2.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  3.  仏ミシュラン社は3月13日、香港・マカオでも高い知名度と信頼性を誇る人気グルメガイド「ミシュラン…
  4.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…

注目記事

  1.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2025年5月号
(vol.143)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun