MGMチャイナ、マカオ・コタイ地区の新カジノIR開業予定時期を17年Q2で維持

マカオのカジノ経営ライセンスを保有する6陣営の一角、MGMチャイナホールディングスは11月7日に発表した今年第3四半期(2016年7〜9月期)決算短信資料の中で、コタイ地区で開発を進める大型カジノIR(統合型リゾート)の開業予定時期について、来年第2四半期を維持するとした。

プロジェクト総工費も約240億香港ドル(日本円換算:約3190億円)から変わらずとのこと。

同プロジェクトは当初今年第4四半期の開業予定だったが、今年第3四半期にコタイ地区内で競合他社の大型IRの開幕が相次ぐことなどを受け、今年8月に来年第2四半期に先送りする方針を示していた。

現在、MGMチャイナはマカオ半島新口岸地区でカジノIR施設「MGMマカオ」(2007年開業)を運営している。

MGMチャイナがマカオ・コタイ地区で開発を進める新IR施設=2016年11月本紙撮影

MGMチャイナがマカオ・コタイ地区で開発を進める新IR施設=2016年11月本紙撮影

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