マカオ警察総局は7月14日、同月16日午前にかけてコタイ地区にある統合型リゾート（IR）グランドリスボアパレスで「補狼2025」と題した大規模カジノ緊急対応訓練を実施すると発表。

　これに伴い、16日午前9時から正午にかけて、グランドリスボアパレス周辺の道路について、通行止めを含む交通規制を講じるとし、注意及び現場では警察官の指示に従うよう呼びかけを行った。

　今回の訓練は、警察とカジノIR運営企業の間の緊急事態対応におけるコミュニケーション、指揮調整、調整対応能力強化を図ることで、重大犯罪へ対処する際の計画と行動の有効性をを高めることを目的として実施するもので、警察総局のほか、澳門海關（マカオ税関）、治安警察局、司法警察局、消防局、ゲーミング監察協調局、（グランドリスボアパレスを運営する）SJMリゾーツ社が参加するという。