3月マカオの蚊の繁殖指数、例年より高い状態…衛生局がデング熱やジカ熱の予防呼びかけ

マカオ政府衛生局は4月20日、今年(2017年)3月の繁殖指数(誘蚊産卵器指数)がマカオ全域で3.4%を記録し、例年の平均値である3.2%を上回ったと発表した。

衛生局では、デング熱やジカ熱を媒介するヒトスジシマカが発生を予防するため、住民に対して蚊の発生源となる水たまりの除去に努めるなどの協力を呼びかけた。

なお、3月の蚊の繁殖指数が全域平均を上回った観測地区は、マカオ半島のファイチーケイ地区(4.2%)、風順堂地区(6.3%)、塔石地区(3.9%)、コロアン地区(4.7%)、空港(4.0%)。

マカオ衛生局によるデング熱への注意を呼びかける告知物(資料)-本紙撮影

マカオ衛生局によるデング熱への注意を呼びかける告知物(資料)-本紙撮影

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