マカオのカジノIR併設ホテルの客室で強盗傷害事件…約2800万円奪われる

マカオ司法警察局は4月21日、同日午後7時頃、マカオ新口岸地区にあるカジノIR(統合型リゾート)併設のホテル客室で強盗傷害事件が発生したことを明らかにした。

警察発表によれば、被害者はカジノフロア内でゲーミングチップの両替に従事するマカオ人の男性(30)で、合弁で事業を始めたいという電話を受け、商談のため当該ホテル客室を訪れたところ、突然部屋の中にいた3人の男から頭部を殴られ、ペッパースプレーをかけられた。その後、3人は被害者の口を粘着テープで塞ぎ、手足を縛った上、被害者が合弁事業に必要な資金として持参した200万香港ドル(日本円換算:約2803万円)の現金を奪って逃走したという。被害者は自力で脱出し、ホテル警備員に救助を求め、警察に通報された。

なお、被害者は頭部を負傷しており、病院に搬送され治療を受けたが、命に別条はないとのこと。

警察では、逃げた犯人及び奪われた現金の行方を追っているとしている。

マカオ司法警察局(資料)—本紙撮影

マカオ司法警察局(資料)—本紙撮影

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