マカオ、1年間で青少年1100人が監獄を見学…非行予防教育の一環

マカオ政府懲教管理局は6月24日、昨年(2016年)6月から今年5月までの1年間で、およそ1100人の青少年によるマカオ監獄及び青年感化院の見学を受け入れたと発表した。

同局では、マカオの学校や社会機関と協力し、施設見学を通じた非行防止教育に長期にわたって取り組んでいるとのこと。

見学者らは、監房、面会室、検査エリア、職業訓練工房といった施設を訪れ、監獄の運営について理解を深めたほか、受刑者と直接会って犯罪に手を染めた経緯、過ちに気づいて反省に至った過程、自由の大切さへの思いなどについて話を聞く機会も用意されたという。

マカオ監獄の監房を見学する青少年ら=マカオ・コロアン島(写真:マカオ政府懲教管理局)

マカオ監獄の監房を見学する青少年ら=マカオ・コロアン島(写真:マカオ政府懲教管理局)

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