マカオ、国慶節連休も悪質タクシー暗躍…ぼったくりや乗車拒否など違反検挙数241件

近年、マカオでは一部の悪質なタクシードライバーによるぼったくりや乗車拒否が大きな社会問題となっている。消費者利益及び観光都市としてのイメージを著しく毀損する行為として警察と交通当局がパトロールを強化して臨んでいるものの、依然暗躍が続いている状況だ。

マカオ治安警察局は10月10日、国慶節連休にあたる9月29日から10月8日までのタクシーに対する取り締まり状況を公表した。

10日間のタクシーの違反検挙総数は241件で、このうちぼったくりと乗車拒否が全体の9割を占める216件だった。

なお、実際には泣き寝入りなどもあるとみられ、統計に表れない悪質タクシーによる被害が相当数あると予想される。

マカオ治安警察局による違反タクシーに対する取り締まりの様子(写真:マカオ治安警察局)

マカオ治安警察局による違反タクシーに対する取り締まりの様子(写真:マカオ治安警察局)

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