3月マカオの蚊の繁殖指数、例年より高水準…衛生局が注意呼びかけ

マカオ政府衛生局は4月10日、今年(2018年)3月の繁殖指数(誘蚊産卵器指数)がマカオ全域で6.3%を記録し、2002年以降の同じ月の平均値である3.2%を上回る水準だったと発表した。

マカオ半島では沿岸地区が15.4%、風順堂地区が11.0%、離島ではコロアン島が12.8%を記録し、全域平均を大きく上回った。

衛生局では、デング熱やジカ熱を媒介するヒトスジシマカはマカオに生息しており、これから蚊の繁殖しやすい雨季に入るにあたり、住民に対してその発生源となる水たまりの除去に努めるなどの協力を呼びかけた。

マカオの街頭に掲出されているデング熱への注意を呼びかけるサイネージ(資料)-本紙撮影

マカオの街頭に掲出されているデング熱への注意を呼びかけるサイネージ(資料)-本紙撮影

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