マカオ、労働節3連休のインバウンド旅客数増もホテル客室稼働率と平均客室単価はマイナスに

マカオ政府旅遊局が5月2日にホテル業界から提供を受け公表した資料によれば、労働節3連休(4月29日から5月1日)のホテル客室稼働率は前年の同じ時期から0.2ポイント下落の94.3%、平均ホテル客室単価は4%下落の1612.5パタカ(日本円換算:約2.2万円)にとどまったとのこと。

一方、マカオ治安警察局の資料によれば、同期間中の訪マカオ旅客数は4.7%増の39.1万人で、このうち中国本土旅客に限ると16.1%の増だったという。

近年、マカオでは大型IR(統合型リゾート)を中心に新ホテルの開業が相次いでおり、直近公表データを参照すると、今年3月末現在の供給客室数は前年同月から6.4%増だった。

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

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