マカオ当局が多客期に巡回取り締まり実施…偽ブランド商品販売店関係者5人逮捕

マカオ税関(澳門海關)では、多客期となる労働節シーズンに経済局、衛生局、消費者委員会、旅遊局と合同で市街地中心部及び観光名所周辺にある147の商店を対象とした巡回取り締まりを実施。この際、3店舗で著名ブランドの商標権を侵害した商品が販売されているのを確認し、店舗の関係者5人を逮捕した。

税関の発表によれば、当該店舗で発見、押収した商標権侵害商品は488点、本物の価格にして総額365万パタカ(日本円換算:約4940万円)に上るとのこと。

店舗の運営者は税関の調べに対し、中国本土で安価で仕入た商品を数倍の値段を付けて転売していたなどと説明しているという。

マカオ税関が押収した商標権侵害商品の数々(写真:澳門海關)

マカオ税関が押収した商標権侵害商品の数々(写真:澳門海關)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ歴史市街地区の中心に位置する新馬路に面して建つ「新中央ホテル(Hotel Central)…
  2.  マカオでは、「外僱」と呼ばれる海外(中国本土・香港・台湾を含む)からの労働者が多く就労しており、…
  3.  近年、マカオでは新興埋立地のコタイ地区及びマカオ半島の新口岸地区を中心に大型カジノIR(統合型リ…
  4.  マカオ政府統計・センサス局は4月29日、今年(2024年)3月の商品貿易統計を公表。  今…
  5.  バレーボールの国際大会「女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024」が(2024年)5…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  4.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  3.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun