マカオ 18年4月末の外貨準備高約2兆0824億円=前月から2.4%減

マカオ政府金融管理局は5月15日、今年(2018年)4月末のマカオ特別行政区の外貨準備高(外匯儲備資産総額)の初歩統計が1532億パタカ(189.5億米ドル、日本円換算:約2兆0824億円)だったと発表した。

訂正後の今年3月の数値1569億パタカ(194.1億米ドル、約2兆1327億円)から2.4%の減となった。

今年4月末の外貨準備高は前月末のマカオ流通貨幣の約10倍、広義マネーサプライ(M2)におけるマカオの法定通貨、マカオパタカ分の81.5%だった。

また、同月のマカオパタカの貿易加重指数は100.6で、前月から0.13ポイント上昇、前年同月から7.93ポイントの下落。主要貿易相手国・地域の通貨に対して前月比でマカオパタカ高、前年同月比でマカオパタカ安の状況にあることを示している。

マカオは面積約30平方キロ(山手線の内側の半分)、人口約65万人という小さな地域だが、マカオの年間カジノ売上は世界最大を誇り、年間およそ3200万人の旅客が訪れるアジア有数の観光都市として知られる。

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

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