エアアジアがマカオとタイ・クラビー結ぶ直行便就航…週4往復

LCC(格安航空会社)エアアジアグループのタイ・エアアジアが12月1日、タイ南部のリゾート地クラビーとマカオを結ぶ直行便を新規就航した。毎週月、火、木、土曜の週4往復で、フライト時間はおよそ3時間20分とのこと。

エアアジアグループはマカオとバンコク、チェンマイ、パタヤ、プーケット、クアラルンプール、コタキナバル、マニラとの間を結ぶ直行便を運行しており、クラビー線を加えて8路線体制になる。

マカオ国際空港はタイパ島の北東部にあり、ポルトガル統治時代の1995年に開港した。現在は東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、LCCの誘致に積極的なことでも知られる。近年、旅客数は右肩上がりの増加が続いている状況で、昨年の年間旅客数は対前年8%増、開港以来最多となる延べ716万人に達した。CAMでは、今年に入って以降も好調を持続していることから、通期で800万人を上回ると見込んでいる。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

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