マカオの世界遺産・市政署ビルが落書き被害

マカオ市政署は5月23日、マカオ半島新馬路の「マカオ歴史市街地区」にある市政署ビル(旧名称:民政総署ビル)の壁面に落書きされているのを発見し、警察へ通報するとともに、文化局と情報共有を行ったと発表。

市政署によれば、文化局の意見を聞いた上、警察の調査が終わり次第、修復を進める予定とのこと。

市政署ビルを含む22の建築物及び広場から成るマカオ歴史市街地区は2005年にユネスコ世界文化遺産リストに登録されており、文化遺産保護法の対象となっている。市政署では、落書き行為は同法違反にあたり、違反者には最大2万マカオパタカ(日本円換算:約27万円)の罰金が科せられるとした。

世界遺産「市政署ビル」(資料)=マカオ・新馬路(写真:GCS)

世界遺産「市政署ビル」(資料)=マカオ・新馬路(写真:GCS)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ・コタイ地区にある統合型リゾート(IR)「ギャラクシーマカオ(澳門銀河)」運営会社は5月7…
  2.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進む中、歩行者による禁止場所及び赤信号での道路横断…
  3.  マカオ治安警察局は5月8日、マカオで二度にわたってバイクを盗み、盗んだバイクに乗って数々の交通違…
  4.  マカオ・コタイ地区にある統合型リゾート(IR)グランドリスボアパレスリゾートマカオに5月8日、新…
  5.  マカオで年に一度開催されるモータースポーツの祭典「マカオグランプリ」。1954年にスタートした歴…

ピックアップ記事

  1.  4月30日、マカオ立法会と政府との間で2025年施政方針の運輸・工務領域における政策討論が行われ…
  2.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)は4月29日、国際旅客誘致策の一環として昨年(2024年)実施した香…
  4.  仏ミシュラン社は3月13日、香港・マカオでも高い知名度と信頼性を誇る人気グルメガイド「ミシュラン…
  5.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2025年5月号
(vol.143)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun