横琴新区初の商住区画、珠海過去最高額で落札

マカオに隣接する広東省珠海市の横琴新区における初の商業住宅区画の入札が2日に行われ、広東客商匯実業有限公司が総額38億4700万元(日本円換算:約627万4670円)で落札。フロアプライスの平米単価は1万5890元(同約25万9170円)となり、珠海におけるフロアプライスの過去最高を更新。多くの不動産ディベロッパーの熱視線が注がれ、入札開始価格の2倍を超える結果となった。

今回の入札対象となったのは十字門中央ビジネス区(CBD)内に位置する「珠橫國土儲二○一二——○八號地塊」と呼ばれる区画。同区画は横琴新区で初の商業住宅区画で、十字門CBD中心部にあり、横琴新区の金融サービス拠点と隣接するほか、川を隔ててマカオを望む好立地。建設面積の7割以上が住宅として開発される。横琴新区の開発プランによると、同区画には幼稚園や文化・スポーツ施設などの公共施設も付設される。

珠海十字門中央商務区プロジェクトイメージ—本紙撮影

珠海十字門中央商務区プロジェクトイメージ—本紙撮影

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