マカオ大、新キャンパス初の入学式—新入生2千人

マカオ大学は横琴新区の新キャンパスへの移転後初めてとなる入学式を8月23日に開催した。本科生、研究生合わせて約2千人の新入学生を迎え、8月25日から新学期がスタートする。

式典に登壇したマカオ大学学長の趙偉(チャオ・ウェイ)教授は祝辞の中で「まず、自分自身が良き人であれ、そして、2人の尊敬できる教員と3人の素晴らしい友達との出会いを求めなさい」と語り、新入生に対して実りある学生生活を過ごすよう期待を込めた。

中国本土出身の新入生、周芷琳さんは「マカオ大の雰囲気は本土の大学と全く違う。国際化も進んでいる。新キャンパス初の入学式に新入生として参加でき感激した」と語っている。

8月25日の新学期スタートを前に、22日にはキャンパス内にショッピングセンター「薈萃坊」もオープン。施設は2階建てで、レストラン、スーパーマーケット、ドラッグストア、ランドリーショップ、銀行、書店、旅行社などが並び、今後郵便局の開設も予定されている。新キャンパスはマカオのコタイ地区から河底トンネルを経由してアクセスする必要があり、市街地まで買い物に出かけるのは容易ではなく、大学側では薈萃坊の開設により学生や教職員の利便性向上に役立てるとしている。

オープンしたばかりの薈萃坊を訪れた教育学部小学教育部2年の李芷珊さんは「シンプルで明るいインテリでショップの選択肢も多く、校舎からの距離も近くて便利。学生の需要を十分満たせる」と語った。

新キャンパス初の入学式に望む新入学生(写真:澳門大學)

新キャンパス初の入学式に望む新入学生(写真:澳門大學)

 

オープンしたばかりの学内ショッピングセンターを訪れた教育学部小学教育部2年の李芷珊さん(写真:澳門大學)

オープンしたばかりの学内ショッピングセンターを訪れた教育学部小学教育部2年の李芷珊さん(写真:澳門大學)

 

学内のスーパーを視察する学長の趙偉教授ら(写真:澳門大學)

学内のスーパーを視察する学長の趙偉教授ら(写真:澳門大學)

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