カジノ好調で社会保障基金の収入倍増—マカオ

カジノによる拠出の大幅増と政府からの臨時拠出により、昨年(2013年)のマカオ社会保障基金の収入は前年比118.64%増となる約126億5,800万パタカ(日本円換算:約1,704億円)となった。一方、支出は養老給付金や社会保障費の増で同63.63%増の23億1,100万パタカ(約311億円)で、依然として大幅な黒字状況となっている。

9月15日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。数字の出所は先日発表された社保2013年度レポートによる。マカオ社会保障基金の収入に占めるカジノからの拠出割合については、2012年が60%だったが、2013年には75%に達している。

マカオでも老齢人口が増加しており、市民からの社会保障の充実に対する要求も高まっている状況。

マカオ半島の中心エリア(写真はイメージ)—本紙撮影

マカオ半島の中心エリア(写真はイメージ)—本紙撮影

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