マカオの住宅空き巣犯罪 総数大幅減も高層マンションでは増 14年夏期

マカオ司法警察局が今年(2014年)5-8月の住宅を狙った空き巣犯罪に関する統計結果を発表した。総数は大幅減となったものの、高層マンションの被害数が拡大している。

住宅空き巣犯罪の総数は前年同期比67%減の43件となった。このうち、高層マンションで発生したものが28%増の25件あった。エリア別では、いずれもマカオ半島の台山、關閘、祐漢、馬場、新口岸地区で件数が増加、時間帯では午前0時から4時までが最も多かったという。

なお、今年9-10月の住宅空き巣犯罪は前年同期比64%減の19件で、空き巣犯罪の総数はここ3年間で減少傾向にあるとのこと。

司法警察局によると、マンションの正面玄関のドアが施錠されていない物件がターゲットになりやすいとし、住民及びマンションのオーナーと連携しながら犯罪抑止に努めていきたいとしている。

司法警察局が制作した防犯対策の手引きをまとめたポスター

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