マカオ・カジノホテルのプールで事故、35歳中国人男性死亡=水深90センチ

清明節及びイースターの五連休初日にあたる4月3日、マカオ・コタイ地区の大型カジノ・IR(統合型リゾート)施設ザ・プラザに併設するフォーシーズンズホテルマカオコタイストリップのスイミングプールで中国本土から妻子とともにマカオを訪れていた35歳の中国籍男性が死亡する事故が発生した。

マカオ司法警察局によると、この男性は同日午後6時頃、水深約90センチメートルの屋外温水プールで一人で泳いでいたという。しばらくした後、男性の身体が水中に沈み、両腕をばたつかせているのをプールサイドにいた妻が発見し、自力で引き上げようとしたものの失敗。ホテルスタッフに救助を求めた後に引き上げに成功するも、その時点で男子の意識はなかったという。男性は仁伯爵総合病院へ緊急搬送されたが、午後8時35分に死亡が確認された。

司法警察局では、男性の身体に特に傷跡などが見受けられないことから溺死とみているというが、司法解剖を行い詳しい死因の特定を進めているという。

マカオ政府地球物理気象局の資料によると、事故発生当日のマカオの天気は曇時々晴、最高気温は27度、最低気温は24度、相対湿度は85〜99%だった。

フォーシーズンズホテルマカオコタイストリップ(資料)=マカオ・コタイ地区—本紙撮影

フォーシーズンズホテルマカオコタイストリップ(資料)=マカオ・コタイ地区—本紙撮影

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