中国版GW期間中の訪マカオ旅客数16.3%増の50万人超

マカオ治安警察局は5月4日、労働節連休(中国版ゴールデンウィーク)にあたる5月1〜3日の3日間の訪マカオ旅客数が前年同期比16.3%増となる50万5255人に達したことを明らかにした。

全体の77%を占める38万9960人が中国本土からの旅客で、前年比13.5%増だった。なお、統計数字には越境労働者及び学生を含むという。

連休期間中、世界遺産が集中するマカオ半島旧市街地に人出が集中し、臨時交通規制が敷かれたが、大きな混乱はなかった。

マカオ政府統計調査局が4月27日に発表した最新統計によると、今年1〜3月の累計訪マカオ旅客数では前年同期比3.6%減の741万2221人。このうち、中国本土旅客は2.9%減の502万5943人で、全体に占める割合は67.8%。訪マカオ旅客数の前年割れが続く中、ゴールデンウィークの訪マカオ旅客数について厳しい見方の事前予測もあったが、結果的には2桁増となった。

中国本土からマカオへの陸路の玄関口、關閘イミグレーション施設の入境審査場=5月1日(写真:CPSP=澳門治安警察局)

中国本土からマカオへの陸路の玄関口、關閘イミグレーション施設の入境審査場=5月1日(写真:CPSP=澳門治安警察局)

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