出張に特化したホテル予約サイトとして知られるHRS（本社：ドイツ・ケルン）のホテル価格レーダー調査で、今年（2015年）第1四半期のマカオのホテル価格がアジア太平洋地区で最も高額だったことが明らかになったという。

マカオの月刊英字経済誌「マカオビジネス」が5月13日付電子版で報じた。調査によると、今年第1四半期のマカオの1泊あたり平均ホテル客室単価は203米ドル（日本円換算：約2万4360円）で、前年同期比64%の大幅上昇となった。なお、2位のオーストリアのシドニーでは価格の下落が見られ、3位の香港はマカオと比較して小幅な上昇だった。

マカオの町並み。手前がマカオ半島南部、奥がタイパ島（資料）＝2015年4月（写真：GCS）