マカオの人民元預金残高、世界5位の約2兆円=10年で1千倍に

マカオの金融機関が人民元決済業務を開始して昨年(2014年)で10年目を迎えた。中国銀行マカオ支店の王軍副支店長は5月12日、昨年末時点のマカオにおける人民元預金残高が10年間で1千倍となる1034億元(日本円換算:約1兆9877億円)に達し、世界のオフショア市場で5位の規模となったことを明らかにした。

マカオの日刊紙「澳門日報」が5月13日付紙面報じた。また、マカオの金融機関が人民元決済業務を開始した2004年から昨年末までのマカオにおける人民元越境貿易決算額は2325億元(約4兆4711億円)、人民元決済取扱量は1.27兆元(約24兆4229億円)に達しているという。

中国銀行マカオ分行の看板(資料写真)—本紙撮影

中国銀行マカオ分行の看板(資料写真)—本紙撮影

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