マカオのIR施設プールで男児溺れ心肺停止、非番消防士の救命措置で蘇生

連日厳しい残暑が続く夏休みシーズンのマカオ。大きなプールを備えたIR(統合型リゾート)施設は特に人気が高く、海外や地元から訪れる多くの家族連れで賑わっている。

マカオの政府系放送局TDMが8月23日夜のラジオニュースで報じた内容によると、同日午後5時頃、コタイ地区にあるIR施設サンズコタイセントラルにあるホリデイ・イン・マカオ・コタイセントラルからホテル内のプールで香港人の6歳の男児が溺れ、一時心肺停止状態となったが、ライフセーバーが救助し、たまたま現場に居合わせた非番の消防士の救命措置により蘇生に成功したという。

その後、ホテルから通報を受けたマカオ消防局が到着した際、すでに男児は意識を回復していたといい、付き添いの母親とともに治療のため救急車で病院へ搬送したとのこと。

マカオでは、今年(2015年)4月に別のIR施設内にあるホテルのプールで35歳の男性が死亡する痛ましい事故が発生したことを受け、プールの安全管理に対する関心が高まっている。

ホリデイ・イン・マカオ・コタイセントラル(左から2つ目の棟)の入るカジノIR施設サンズコタイセントラル(資料)=マカオ・コタイ地区—本紙撮影

ホリデイ・イン・マカオ・コタイセントラル(左から2つ目の棟)の入るカジノIR施設サンズコタイセントラル(資料)=マカオ・コタイ地区—本紙撮影

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