きょう（9月12日）で開園10周年を迎える香港ディズニーランド・リゾート。10周年前日となる11日夜、盛大な記念セレモニーが開催された。

マカオの政府系放送局TDMがラジオニュースで報じた内容によると、香港ディズニーランド・リゾートの10年間の累計入園者数は5千万人超とのこと。また、香港特別行政区の梁振英行政長官はセレモニーの中で、同リゾートが今後も香港の観光業戦略における重要パートのひとつであり続けるとしたほか、港珠澳大橋（香港と広東省・珠海、マカオの間、約50キロを結ぶY字型のクロスボーダー架橋プロジェクト）の完成により、新たな商機をもたらされるとの見通しを示した。

香港ディズニーランド・リゾートは、積極的な誘致活動を展開した香港政府と米国ディズニー社との間で1999年にパーク建設契約を締結。その後、2005年9月12日、香港国際空港に近い香港郊外のランタオ島で正式開業するに至った。香港政府が約半分を出資している。

香港ディズニーランド開園10周年セレモニーでスピーチを行う香港特別行政区の梁振英行政長官＝9月11日（写真：news.gov.hk）