香港発券分航空券、燃油サーチャージ44%値下げ=10月分、日本線は片道約370円に

香港特別行政区政府民航處は9月24日、各航空会社から申請のあった今年(2015年)10月1〜31日香港発券分の航空券(香港発運賃)を対象とした燃油サーチャージに関する認可リストを発表。

短距離路線(日本含むアジア線など)の最高が前月の43香港ドル(日本円換算:約670円)から24香港ドル(約370円)に、長距離路線(欧米線など)が192香港ドル(約2980円)から108香港ドル(約1680円)となり、約44%の値下げとなった。

なお、燃油サーチャージは発券日が基準となるため、10月以降出発分航空券であっても9月末までに購入したものについて差額の返金はない。

香港発券分航空券の燃油サーチャージは値下げが続いている。今年1月時点では、短距離路線の最高が129香港ドル(約2000円)、長距離路線の最多が566香港ドル(約8780円)だった。

香港国際空港第2ターミナル(資料)=香港・ランタオ島—本紙撮影

香港国際空港第2ターミナル(資料)=香港・ランタオ島—本紙撮影

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