国慶節連休の訪マカオ旅客数107万人、前年同期比2.73%増

中国の建国記念日にあたる10月1日の国慶節からスタートした1週間に及ぶ大型連休が7日に終了した。

マカオ入管当局は10月8日、7日間の連休中の出入境状況を公表。入境総数は151万8964人(のべ、以下同)で、マカオ住民などを除いた訪マカオ旅客(観光客)に限ると前年同期比2.73%増の106万9592人だった。

入境のピークは10月2日、3日の2日間だった。なお、台風22号の接近に伴い台風警報が発令された4日、5日を含む5日目までは前年実績を上回る入境数だったが、6日、7日の後半2日間は前年を下回る結果となった。

マカオはアジアを代表する観光地のひとつとして知られ、昨年(2014年)の訪マカオ旅客数は約3150万人に達し、過去最高を記録。しかし、今年に入って以降は減少傾向にあり、最新統計によると1〜8月の累計は3.2%減の2043.8万人にとどまっていたことから、国慶節連休の旅客同行に注目が集まっていた。

国慶節(10月1日)の夜に開催され、多くの観光客で賑わったマカオ国際花火コンテスト(資料)=タイパ島からマカオ半島方向を望む(写真:GCS)

国慶節(10月1日)の夜に開催され、多くの観光客で賑わったマカオ国際花火コンテスト(資料)=タイパ島からマカオ半島方向を望む(写真:GCS)

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