中国・広州市、地下鉄建設に約9.3兆円投じる計画=2030年までに15路線、413.5キロ

中国・広東省の省都、広州市政府はこのほど、2030年までに5000億人民元(日本円換算:約9.3兆円)を投じて15路線、総延長413.5キロに及ぶ地下鉄建設を行う計画を明らかにした。

広州地下鉄は1997年に開業し、現在の路線数は9、総延長は260キロとなっている。公式ウェブサイトによると、直近の1日平均利用者数はのべ600万人以上で、公共交通機関利用者の約4割に相当するとのこと。

なお、広州市の面積は東京都の3.4倍にも相当する約7434平方キロで、中国の市の中で最も大きい。2014年末時点の人口は東京都とほぼ同じ規模の約1308万人。

広州と中国各地を結ぶ高速鉄道が発着するターミナル、広州南駅。手前に地下鉄入口が見える(資料)—本紙撮影

広州と中国各地を結ぶ高速鉄道が発着するターミナル、広州南駅。手前に地下鉄入口が見える(資料)—本紙撮影

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