マカオ航空の旅客数5割増…1月=日韓路線が好調

マカオ国際空港を拠点とするマカオ航空は2月5日、今年(2016年)1月の旅客量が前年同月から50%増となる延べ22万人となり、同月の過去最高を更新したことを明らかにした。

同社の発表内容によれば、(中国路線以外の)国際線が好調で、旅客量は70%増の延べ10万人に達したとのこと。また、国際路線のうち、日韓路線の旅客量の増が顕著で、マカオからマカオ航空を利用して日本、韓国を訪れた旅客は前年同月から約60%増の3.2万人、その逆の日韓からの訪マカオ旅客はおよそ8000人増の2万人だったという。

マカオ航空はマカオと日本を結ぶ直行便を自社運航する唯一の航空会社で、東京(成田国際空港)及び大阪(関西国際空港)へ乗り入れている。昨年3月に大阪線、11月に東京線が週4便からデイリー運航に変更となり、使用機材もエアバスA319(112〜122席)からそれぞれA321(178〜179席)、A320(144〜158席)に大型化された。同社では、今年3月28日から福岡への新規乗り入れ(週4便)を開始する予定。

マカオ国際空港に駐機するマカオ航空機(資料)—本紙撮影

マカオ国際空港に駐機するマカオ航空機(資料)—本紙撮影

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