ジェットスター系、マカオとベトナム結ぶ全3路線を運休へ

LCC(格安航空会社)大手ジェットスター航空グループで、ベトナムに本拠地を置くジェットスター・パシフィック航空が今月(2月)22日からマカオとベトナムのダナン、ハイフォン、ホーチミンを結ぶ全3路線を運休するという。

マカオの日刊英字経済紙マカオビジネスデイリーが2月15日付電子版で報じた内容によれば、マカオ政府民航局がジェットスター・パシフィック航空のベトナム本社から「運営上の問題」を理由に2月22日から3路線を運休するとの通知を受け取ったことなどを明らかにしたとのこと。ただし、再開の時期などのメドは示されていないという。なお、すでに航空券を購入した乗客については、全額返金されるとのこと。

ジェットスター・パシフィック航空をめぐっては、同社及びマカオ国際空港運営会社が昨年(2015年)夏にマカオと沖縄(那覇)を結ぶ直行定期便の新規就航計画を相次ぎ発表していたが、その後、具体的な進展がないまま時間が経過していた。今回のマカオ〜ベトナム全3路線の運休に伴い、計画の実現可能性は極めて低くなったといえる。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

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