マカオと福岡結ぶ結ぶ初の直行定期便就航=マカオ航空が週4往復

マカオ国際空港を拠点とするマカオ航空(NX)は今日(3月28日)午後、マカオと福岡を結ぶ初の直行定期便を新規就航する。両空港では記念セレモニーの開催が予定されている。

同路線は、月・火・金・土にそれぞれ1往復のフライトを設定。機材はマカオ航空の中で最も座席数の大きいエアバスA321型(178〜179席)を投入する。運航スケジュールは下記の通り。

マカオ航空(NX)福岡(FUK)〜マカオ(MFM)運航スケジュール
NX805 FUK 20:55(火20:00)発 MFM 23:30(火22:35)着
NX806 MFM 15:30(火14:25)発 FUK 20:00(火18:55)着
※運航日:月・火・金・土
※発着時間は全て現地時間

マカオ航空はマカオと日本を結ぶ直行便を自社運航する唯一の航空会社で、すでに東京(成田国際空港)及び大阪(関西国際空港)の2都市に乗り入れ済み。昨年(2015年)3月に大阪線、11月に東京線が週4便からデイリー運航に変更となり、使用機材もエアバスA319(112〜122席)からそれぞれA321、A320(144〜158席)に大型化された。

マカオ航空はマカオを代表するフラッグシップキャリアで、中国4大航空会社の一角にあたるエアチャイナ(中国国際航空)が7割弱、マカオ特別行政区政府が2割強の株を保有する。世界的なアライアンスには加入していないが、エアチャイナ、全日空、アシアナ航空、タイ国際航空といったスターアライアンス系航空会社を中心にコードシェアを行い、マイレージサービスではエアチャイナ、全日空と提携している。

マカオ国際空港に駐機するマカオ航空機(資料)—本紙撮影

マカオ国際空港に駐機するマカオ航空機(資料)—本紙撮影

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