マカオの大型カジノIRウィンパレス、8月8日開幕へ=当初予定から4カ月超の遅延

米国ネバダ州ラスベガスに本拠地を置く国際カジノ大手、ウィンリゾーツがおよそ40億米ドル(日本円換算:約4350億円)を投じてマカオ・コタイ地区で開発を進める大型カジノIR(統合型リゾート)ウィンパレス(中国語表記:永利皇宮)について、開幕日が8月8日に延期となる見通しという。

マカオの政府系放送局TDMが4月8日午前のラジオニュースで報じた内容によると、ウィンリゾーツのスティーブ・ウィン会長がラスベガスでコメントした際、ウィンパレスを7月から8月1週目には開業できるとした上、会社として中国でラッキーナンバーとされる数字が並ぶ8月8日を開幕日として検討していることを明かしたという。

ウィンパレスの開業時期をめぐっては、同社が昨年7月時点で今年(2016年)3月25日と発表したが、その後の建設工事の遅延を理由に11月になって6月25日へ変更した経緯がある。

ウィンパレス建設現場(資料)=2016年1月撮影、マカオ・コタイ地区—本紙撮影

ウィンパレス建設現場(資料)=2016年1月撮影、マカオ・コタイ地区—本紙撮影

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