マカオとモスクワ結ぶ直行便就航へ…唯一の欧州路線に=5月17日からプログラムチャーターで

マカオ国際空港運営会社のCAMは5月11日、同月17日からマカオとロシアの首都モスクワを結ぶ直行のプログラムチャーター便が就航予定であることを発表した。具体的な航空会社名は明らかにされなかったが、フライト時間は片道およそ10時間とのこと。

マカオ国際空港はマカオがポルトガルから中国に返還される直前の1995年に開港した(返還は1999年)。開港当初の短期間、ポルトガル・リスボンとの「国内線」が運航されていたこともあるが、現在は東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、今回新規就航を予定しているモスクワ線が唯一の欧州との直行便となる。

CAMによれば、2012年にロシアとマカオ特別行政区の間で観光目的の訪問についての査証免除政策がスタートして以来、両地を結ぶ直行便の誘致を模索してきたとのこと。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

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