マカオ国際旅行博、9月開催=日本政府観光局も大型ブース出展、鉄道やレンタカー使った旅のスタイルを提案

大型トラベル見本市「マカオ国際旅行博覧会(MITE)」が来月(9月)2日から4日まで、コタイ地区の大型IR(統合型リゾート)ヴェネチアンマカオ内のコタイエキスポホールDで開催される。

MITEは今年で4回目の開催で、今回初めてマカオ政府旅遊局(MGTO)の主催となる。

MGTOは8月18日午後、第4回MITEの概要発表記者会見を開催。これまでに中国本土、香港、マカオ、台湾及び海外の計15の国と地域から旅行代理店、ホテル、リゾート、観光地、旅行関連業界など135のブース出展が決まっているという。博覧会公式サイトによれば、エキジビション面積は約6500平米を予定しているとのこと。

日本関連では、日本政府観光局(JNTO)が初出展を予定している。「レール&ドライブ」をテーマとしたステージ付きの大型ブースを構え、イベントや体験型の展示などを通じて鉄道やレンタカーを利用た旅だからこそ出会える新たな日本の魅力を提案するとのこと。JNTOのほか、今年3月にマカオとの間に直行便が就航した福岡県も出展予定。

マカオは面積約30平方キロ、人口約65万人という小さな街だが、海外(中国本土、香港、台湾を含む)からマカオを訪れる旅客数は年間3千万人(延べ、以下同)を上回り、アジア有数の観光都市として知られる。

第4回MITEの概要発表記者会見の様子=8月18日、マカオ旅遊活動中心(写真:MGTO)

第4回MITEの概要発表記者会見の様子=8月18日、マカオ旅遊活動中心(写真:MGTO)

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