マカオ、持続可能な都市ランクでアジア4位…東京上回る

オランダのデザイン・コンサルタント会社、アルカディスがこのほど発表した世界の主要100都市を調査対象とした2016年版の持続可能な都市(サスティナブル・シティ)指数総合ランキングで、マカオが世界41位、アジア地域で4位に入った。

総合指数はピープル(人口統計、教育、所得不平等、教育、仕事と生活の調和、犯罪、健康、余裕度)、プラネット(環境リスク、エネルギー、緑化空間、大気汚染、温室効果ガス排出、ゴミ処理、飲料水と公衆衛生)、プロフィット(交通インフラ、経済成長、事業のしやすさ、観光、連結性、雇用)の大きく3分類で構成されており、マカオの世界順位はそれぞれ69位、51位、15位だった。

世界のトップ10はチューリッヒ、シンガポール、ストックホルム、ウィーン、ロンドン、フランクフルト、ソウル、ハンブルク、プラハ、ミュンヘンの順。

アジア地域のトップ10はシンガポール、ソウル、香港、マカオ、東京、台北、クアラルンプール、深圳、バンコク、北京の順。

なお、シンガポールはプロフィット、ソウルはピープルがそれぞれ世界トップ、香港はプロフィットでが世界2位となり、総合順位を押し上げる結果となった。

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

マカオの町並み(資料)=マカオ半島・内港上空から空撮、2015年4月(写真:GCS)

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