マカオ、2017年の道路工事1000件見込み=面積30平方キロの小さな街、交通渋滞必至

マカオ政府交通事務局(DSAT)は12月19日に記者会見を開き、来年(2017年)にマカオで計画されている道路工事がおよそ1000件に達するとの見込みを明らかにした。全体の7割が公共工事で、残りが民間によるものという。

マカオの面積は約30平方キロで、日本で例えると東京・山手線の内側の半分程度の小さな街だ。今回発表された見通しによれば、幹線道路における大型工事が17件あり、工期も140〜1000日と長期に及ぶため、交通渋滞は必至の状況といえる。

交通事務局では、同一エリアでの工事の重複を減らす調整や、工事の早期完成と遅延に関して賞罰制度を盛り込むことなど、マネジメント体制を改善するほか、道路工事や迂回路に関する情報を早い時期に発表することで、市民の外出への影響を最小限に留めたいとした。

2017年マカオの道路工事計画に関する記者会見=2016年12月19日(写真:DSAT)

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