マカオ警察、催涙スプレー所持の中国女子を逮捕=現地では武器として禁制品扱い

マカオ治安警察局の発表によれば、12月28日にマカオ国際空港を出発する旅客便を利用予定の乗客の荷物の中から禁制品と思われる品が見つかったと空港警備担当から通報を受けたという。

警察官が荷物の中身を確認したところ、マカオで禁止武器とされる催涙スプレーが入っていたことから、荷物の持ち主である中国本土出身の女(20)を武器弾薬関連法違反の疑いで逮捕したとのこと。

被疑者は警察の調べに対し、催涙スプレーは護身用として中国本土のネット通販で購入したもので、マカオの禁制品だとは知らなかったと供述したという。

禁止武器をめぐっては、今年(2016年)8月にも当局の事前許可を得ず米国から日本刀を輸入した南アフリカ人の男、今月(12月)上旬にはスタンガンを所持していたフィリピン人の男がマカオ国際空港で逮捕される事案があった。

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

マカオ国際空港(資料)=マカオ・タイパ島―本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ・新口岸エリアにあるリゾート施設マカオフィッシャーマンズワーフの特設会場で去る11月2日と…
  2.  このほどマカオ国際空港運営会社にあたる澳門國際機場專營股份有限公司(CAM)が公表した資料によれ…
  3.  マカオ政府金融管理局は11月1日、今年(2024年)9月の貨幣・金融統計を公表。内容のサマリーは…
  4.  マカオ政府衛生局(SSM)は11月3日夜、マカオ域内で今年(2024年)25例目となる輸入性デン…
  5.  マカオ政府統計調査局は10月31日、昨年(2023年)マカオの卸売・小売業調査結果を公表。 …

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  2.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…

注目記事

  1.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年11月号
(vol.137)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun