マカオ各所で新年カウントダウンイベント開催

大晦日から元日未明にかけて、マカオ各地の広場やIR(統合型リゾート)施設などでカウントダウンイベントが開催され、多くの市民や観光客で賑わった。

このうち、マカオタワー前の西灣湖広場では、マカオ・香港出身のタレントらが多数参加するステージショーをメインにしたマカオ政府主催のカウントダウンイベントが開催された。毎年恒例の打ち上げ花火は材料未着で中止となったものの、文化局の発表によれば、元日午前0時時点でおよそ4万人の市民や観光客で賑わったとのこと。

依然として西暦よりも農暦の新年(春節、いわゆる旧正月)を盛大に祝う習慣が根強いマカオだが、21世紀に入って以降、ラスベガス資本のIRが相次ぎ進出したことを受けてライフスタイルに変化が生じつつあり、西暦の正月を迎えるカウントダウンイベントを楽しむ動きも一般化している。

通常、マカオの年末年始のパブリックホリデーは元日のみだが、2016年の大晦日と2017年の元日が土日にあたり、1月2日が振替休日となることから、今回は3連休となっている。

西灣湖広場で開催されたマカオ政府主催のカウントダウンイベント(写真:GCS)

西灣湖広場で開催されたマカオ政府主催のカウントダウンイベント(写真:GCS)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ政府統計・センサス局が4月26日に公表した資料によれば、今年(2024年)3月の総合消費者…
  2.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  3.  マカオ司法警察局は4月26日、前月(3月)コタイ地区の統合型リゾート(IR)併設カジノ場内にある…
  4.  澳門海關(マカオ税関)は4月26日、世界知的所有権機関(WIPO)が制定した「世界知的財産の日(…
  5.  マカオにとって最大の旅客ソースとなる中国本土では5月1日から5日までが5連休(「五・一」労働節ゴ…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  2.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  3.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年5月号
(vol.131)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun