マカオ市場へのプラスティック米の流入なし…当局が確認

マカオの食品行政を管轄する民政総署(IACM)は1月16日、インターネット上でプラスティック製の偽米がマカオの近隣地区に流入しているとする情報が広がっていることを受け、米穀取り扱い業者への原産地及び供給状況に関するヒアリング、市内の販売店におけるサンプル調査を実施した結果、いずれも異常は見つからなかったと発表した。

なお、IACMによれば、マカオに輸入される米の最大の原産地はタイだが、例年11月に収穫され、11月下旬から翌年3月にかけて市場に流通するものについては、他の時期のものと比較してやや食感が異なるのが一般的といい、これを偽米と誤認しないよう呼びかけた。

IACMが米穀取り扱い業者らを集めて実施した交流会議=2017年1月16日、マカオ(写真:IACM)

IACMが米穀取り扱い業者らを集めて実施した交流会議=2017年1月16日、マカオ(写真:IACM)

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