マカオ税関、ヘビとカメの密輸摘発…香港旅客がハンドキャリーで持ち込み

マカオ税関(澳門海關)は3月28日、同月27日夜、マカオ外港フェリーターミナルにおいて大量の生きたヘビとカメの密輸を摘発したことを明らかにした。

税関の発表によれば、1名の香港人女子の手荷物検査を実施した際、スーツケースの中に生きたヘビ14匹、生きたカメ245匹が入っていたのを発見。当該女子がマカオへの輸入に必要な税関申告書類を持っていなかったことから、対外貿易法違反で起訴したという。

なお、罰金は5000〜10万パタカ(日本円換算:約6万9500〜139万0500円)だが、ワシントン条約で保護対象となっている種に該当した場合、さらに最大5000パタカが加算されるとのこと。税関は蛇と亀を押収し、政府民政総署が種の鑑定を進めているとした。

大量の生きたヘビとカメが入ったスーツケース=3月27日、マカオ外港フェリーターミナル(写真:澳門海關)

大量の生きたヘビとカメが入ったスーツケース=3月27日、マカオ外港フェリーターミナル(写真:澳門海關)

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