オフィスビルの空き巣被害倍増

春節(旧正月)前にあたる今、警察当局ではあらためて歳末の防犯対策意識の向上を促している。司法警察局によると、同局が昨年(2012年)が取り扱ったオフィスビルの空き巣被害は28件に上り、前年から実に倍増となった。

23日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。オフィスビルの空き巣被害は警戒の薄い夜間の時間帯に発生することが多く、堂々と正面のガラス窓を破って侵入するという大胆な手口もあるという。治安警察局ではビル管理業者に対する防犯講座の開催などを通じた管理体制の強化を促すなどの対策を進めている。

歳末はオフィスだけでなく、住宅の空き巣被害や市内での窃盗なども相次ぐ時期。防犯意識を高めて自衛したい。

今月開催されたビル管理業者向けの防犯講座 (c) 司法警察局

今月開催されたビル管理業者向けの防犯講座 (c) 司法警察局

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