マカオの旅客総消費額対前年17.5%増…17年第2四半期=宿泊伴う旅客が牽引

マカオは人口約65万人、面積約30平方キロという小さな街だが、世界遺産やカジノを核とした大型IR(統合型リゾート)に加え、マカオグランプリをはじめとした国際イベントが数多く開催されるアジア有数の観光都市として知られる。

昨年(2016年)通期の累計訪マカオ旅客数は3095万0336人で、前年から0.8%増。このうち中国本土旅客は0.2%増の2045万4104人で、全体の66.1%を占めた。年間訪マカオ旅客数が3000万人の大台を突破するのは3年連続のこととなる。今年1〜6月累計の訪マカオ旅客数は1556万4303人で、前年の同じ時期から5.4%増。このうち中国本土旅客は6.1%増の1033万3096人で、全体の66.4%を占めた。

マカオ政府統計調査局は8月18日、今年第2四半期(4〜6月)の旅客消費調査(ギャンブル消費を除く)を結果を公表。総消費額は前年の同じ時期から17.5%、今年第1四半期から2.2%のそれぞれ増となる137.5億パタカ(日本円換算:約1860億円)だった。このうち、宿泊を伴う旅客の総消費額は前年の同じ時期から22.5%増の113.8億パタカ(約1539億円)、日帰り旅客は1.5%減の23.7億パタカ(約321億円)。

旅客1人あたりの平均消費額は前年の同じ時期から11.7%、今年第1四半期から4.6%のそれぞれ増となる1787パタカ(約2万4169円)。国・地域別では、訪マカオ旅客の大半を占める中国本土旅客が前年の同じ時期から16.8%増の2162パタカ(約2万9240円)、中国本土個人旅客に限ると5.2%増の2361パタカ(約3万1932円)。その他、主なところではマレーシア旅客が8.2%増の1793パタカ(約2万4250円)とプラスだった一方、シンガポール旅客が3.9%減の1635パタカ(約2万2113円)、香港旅客が8.2%減の876パタカ(約1万1848円)、台湾旅客が6.9%減の1441パタカ(約1万9489円)、オーストラリア旅客が21.7%減の1131パタカ(約1万5296円)、米国旅客が0.6%減の1215パタカ(約1万6433円)、英国旅客が4.4%減の1180パタカ(約1万5966円)と軒並みマイナスに。

宿泊を伴う旅客1人あたりの平均消費額は前年の同じ時期から7.4%増の2733パタカ(約3万6978円)、このうち中国本土旅客は10.7%増の3241パタカ(約4万3852円)。日帰り旅客の1人あたり平均消費額についても2.0%増の671パタカ(約9079円)だった。

消費の内訳については、ショッピングが43.0%、宿泊が25.6%、飲食の23.1%で大半を占めた。旅客1人あたりのショッピング消費は10.7%増の768パタカ(約1万0391円)で、内訳は食品系土産が17.8%増の229パタカ(約3098円)、化粧品及び香水が18.6%増の191パタカ(約2584円)。渡航目的別では、コンベンション・エキジビションを目的とした旅客の1人あたり平均消費額が最も高く、38.7%増の3304パタカ(約4万4704円)、次いでショッピング目的が5.4%増の2459パタカ(約3万3271円)。

マカオ随一の観光名所、世界遺産・聖ポール天主堂跡(資料)=2016年7月-本紙撮影

マカオ随一の観光名所、世界遺産・聖ポール天主堂跡(資料)=2016年7月-本紙撮影

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