マカオ、カジノで負けた中国人男女が観光名所周辺でスリ繰り返す

目下、中国本土の国慶節大型連休期間中とあり、マカオの市街地は多くの旅客で賑わっている。マカオ治安警察局では、特に人混みの激しい世界遺産「セナド広場」及び「聖ポール天主堂跡」周辺の土産店や路上でスリ被害が多発しているとし、巡回を強化して臨んでいるとのこと。

同局の発表によれば、10月4日午後2時45分頃、私服警察官が聖ポール天主堂跡近くで2人の挙動不審な男女を発見。エリア周辺を徘徊し、2人で位置を調整しながら通行人の所持品を狙っているのが確認されたが、成功しなかった様子だったという。

その後、2人が急ぎ足で現場を離れようとしたため、私服警察官が身分を明かして職務質問を行なった。この際、女の所持品から盗んだものとみられるスマートフォンを発見。

このスマートフォンについて、旅客から午後1時30分頃に盗まれたと被害届が出されていたものと一致した。

また、女がホテルに荷物を預けていたことがわかり、ホテルで中身を調べたところ、盗んだものとみられる12台のスマートフォンが見つかった。

警察の調べに対し、女は9月30日にマカオへ来たが、カジノで負けたため、10月2日から聖ポール天主堂跡周辺の路上でスリをしていたと犯行を認める供述をしているとのこと。なお、女はすべて自分がやったことで、一緒にいた男は無関係だと主張しているという。

警察では、被疑者のいずれも中国本土出身で友人関係という30代の女と40代の男について、加重窃盗罪で送検する方針。

聖ポール天主堂跡周辺の路上でスリを繰り返したとして逮捕された中国人男女(写真:マカオ治安警察局)

聖ポール天主堂跡周辺の路上でスリを繰り返したとして逮捕された中国人男女(写真:マカオ治安警察局)


被疑者が盗んだとみられるスマートフォンなど(写真:マカオ治安警察局)

被疑者が盗んだとみられるスマートフォンなど(写真:マカオ治安警察局)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  このほどマカオの公立総合大学にあたるマカオ大学(澳門大學)は、マカオのヘルスケア産業の発展に寄与…
  2.  マカオ政府統計調査局(DSEC)は2月23日、今年(2024年)1月の訪マカオ外客数(インバウン…
  3.  マカオ政府統計調査局が2月23日に公表した資料によれば、今年(2024年)1月の総合消費者物価指…
  4.  マカオ治安警察局は2月23日、マカオのタクシー車内で拾ったスマホを届け出せずに着服、転売したとし…
  5.  マカオ政府教育・青年発展局(DSEDJ)は2月23日、同日アメリカの元プロバスケットボール選手で…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  4.  マカオ国際空港を拠点とするマカオ航空(NX)によれば、2024年1月31日までの期間限定で成田・…
  5.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…

注目記事

  1.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  2.  日本の女性アイドルグループ「高嶺のなでしこ」が2月1日にマカオ・コタイ地区にあるロンドナーシアタ…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  5.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年3月号
(vol.129)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun