マカオ衛生局、今年2度目の大掛かりな蚊の発生源調査実施=デング熱及びデング熱の予防対策

マカオ政府衛生局は10月6日、同月7日から28日までの間、マカオの住宅及びビルの公共エリアにおける蚊の発生源及び市民の蚊が媒介する伝染病に関する知識、対応、行動に関する調査を実施すると発表した。

同局による蚊の発生源調査は2002年から毎年実施されており、今年については6月に続き2度目の実施となる。

同局では、デング熱やジカ熱を媒介するヒトスジシマカがマカオに存在すること、観光都市であり流動人口が多いことなどから、予防のための準備が不可欠であるとしている。

調査は統計調査局のサポートを得て実施するもので、衛生局の調査員がリストから抽出した各家庭やビルの公共エリアを訪れ、蚊の発生源の調査及び駆除、アンケート調査への協力を依頼するとのこと。

衛生局の調査員が携行する身分証のサンプル(写真:マカオ政府衛生局)

衛生局の調査員が携行する身分証のサンプル(写真:マカオ政府衛生局)

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